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ミニバンで3列目の乗り心地が良いのはどれ?

 2016年6月23日      ミニバン

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ミニバンを買うからには気になるのが3列目の乗り心地。

「4人家族だから普段は3列目は格納して荷台にするよ」という方も多いかもしれませんが、親子3世代同居の大家族だったり、ママ友や子どもの友達を乗せる機会が多い場合、3列目の乗り心地、使い勝手の良さをじっくり検討する必要があります。

実は乗り心地を大きく左右するシートの格納方式の比較から、ミニバンの中でも代表的な人気車種の乗り心地のレビューを紹介します。

結構大事、3列目の格納方法

3列目の格納方式によって、乗り心地は変わってきます。

床下格納は便利で使い勝手が良いけどシートの質感がイマイチ、跳ね上げ式は古いし後部の視界が悪くなるけれどなんだかんだで安定感がある。などなど。

代表車種の格納方式を表にまとめました。

跳ね上げ式床下格納前倒し格納チップアップ
アルファードステップワゴンエルグランドビアンテ
ヴェルファイアオデッセイエクシーガエリシオンプレステージ
ノアエスティマウィッシュ
ヴォクシーシエンタプリウスα
フリードマークXジオ
セレナストリーム
デリカ
ラフェスタ
バネットプレマシー
アイシス
MPV

跳ね上げ式

座席を左右にパタッと開いて壁際に固定する方式です。

トヨタ・ノア/ヴォクシーからLLクラスのヴェルファイア/アルファード、日産のセレナなど、人気の車種に多い格納方式。古くから使われている方式なので、馴染みがあります。

以前(と言っても相当前ですが…)は、跳ね上げるのに力が必要、しかも操作が複雑で大変なイメージがありましたが、最近のモデルは軽くスッと直感的に操作出来るように改善されているので女性でも大丈夫。

3列目を格納すると後部のウインドウを塞いでしまうで、視界が悪く運転しづらくなるのがデメリット。

床下格納式

シートが床下にスポッと収まってしまうスマートな方式。

ステップワゴンやシエンタ、新型のエスティマも採用。収納スペースが広く使えるのため評判が高い方式で最近増えてきています。

使い勝手はナンバーワン。特に、「普段4人乗りで使うから3列目は格納しっぱなしでいいよ」という方はこの方式がぴったりです。車両の重心も低くなって走りも安定するのもポイント。

弱点は、格納しやすくするためシート自体の作りがやや簡素になってしまうこと。座面や背もたれが薄くて座り心地が悪いと感じている人も多いので、検討している方は試乗の際に必ず座ってみることをおすすめします。

前倒し格納式

前倒しは、その名の通り前に倒してペタッとさせる方式。

日産・エルグランド、ホンダ・ストリームが採用。ほかは小型ミニバンによく採用されるシートアレンジです。

フラットな面はきちんと作られますし、収納空間は広く取れます。100点!とまではいかなくても、使い勝手はそれほど悪くありません。

チップアップ式

チップアップ式とは、ただ前にスライドさせてスペースを押し広げる方式。

雰囲気的にもやりづらそうですよね。案の定、この方式を採用するモデルは年々減ってきています。

使い勝手を求めて新たにミニバンを買うなら、避けたい方がいいかも・・・。

人気車種の乗り心地レビュー

基本的に高くて大きくて広ければ乗り心地は良くなります。以前はダメだったけどマイナーチェンジを経て改善されたものもあります。

実際にどの車を買うか決めるのお父さんでしょうから、3列目には乗る機会はほとんどないかもしれません。でも、試乗の際は自分で座ってみてチェックするべきです。

3列目でチェックしたい項目

  • 足を伸ばせて快適か
  • 座面と床面の高さは十分か
  • 3列目への移動がしやすいか
  • 天井の高さは十分か
  • シートの質、硬さ、傾斜

トヨタ・アルファード/ヴェルファイア

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高級ミニバンのLLクラスとして、君臨するアルファード/ヴェルファイア。芸能人の送迎車にも使われているのでその快適さは折り紙つき。

3列目は3名掛けですが、5:5分割になっているので左右ひとりずつ乗ることを重視した設計になっています。シートバックや座面の形状はキャプテンシート風でゆったり。大人3人でも余裕。

膝前のスペースは広大で、2列目を後ろに下げても十分なゆとりがあります。ステップの高さは350mmで、Bピラー側(前席側)に縦に長い取っ手がついているので乗り降りは楽ちん。

走行中は凹凸による突き上げを感じることはあるでしょうが、許容範囲。ハイブリッド車でもバッテリーは前席下に設置されるので、3列目が窮屈ということはないので安心。

これに慣れてしまうと他のミニバンは窮屈に感じてしまうかもしれません・・・

日産・エルグランド

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エルグランドとアルファード、両方乗っている方の中には「こっちの方が断然上」という意見も。

シートバックが厚く、勢いをつけてもたれ掛かっても揺れたりすることがありません。足下空間を初め、頭上の空間にも全く窮屈さを感じない作りになっているので、見た目以上の広さを実感する事が出来るはず。

前後もゆとりがあり、2列目の背もたれを後ろに倒しても、3列目の人が不快に感じないほどの広さを保ってくれています。

ステップ高は405mmとアルファードよりやや高め。乗り降りの感触は試乗して確かめたいところ。

ホンダ・オデッセイ

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全高1700mmくらすのミニバンの中では最も実用性が高い車種と言われおり、超低床プラットフォームが自慢。室内長が長く設計されているので脚を前に伸ばしてもゆとりある乗車姿勢をとれるのがセールスポイント。2列目を一番後ろに下げても窮屈さはありません。

横幅も広く、2名掛けならかなりゆったり。3分割リクライニングで贅沢な気分を味わえます。着座姿勢はソファのように低くなりますが、傾斜がついているので乗り心地は上々です。

3列目を格納して、2列目をおもいっきり下げればリムジン仕様にもなります。

トヨタ・エスティマ

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長年愛されて続けているのは、その絶妙なパッケージングによるところが大きいです。

3列目は床下格納方式でありながら、十分なクッションで乗り心地は快適。2列目をスライドさせれば脚をおもいっきり伸ばせますし、路面の突き上げも少なく上位クラスを凌ぐレベル。

また2列目よりも座面が40mmほど高くなる「シアターレイアウト」のおかげで視界が良いので長距離ドライブでも疲れにくいです。

トヨタ・ノア/ヴォクシー

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超人気車種ですが、3列目の「乗り心地」は平凡。改善されているとはいえ、路面からの突き上げが強く長距離にはキツいと感じている人が多いです。実際に乗ってみて、許容範囲かどうか判断しましょう。

天井も高いですし、大人2人なら十分な広さ。足元もゆとりがあります。ステップ高は360mmで縦長の取っ手があり、2列目は前にスライドさせられるので乗り降りは楽。

ヴォクシーはリピーターも多いのですが、それはやはり購入した人たちの満足度が高いからです。ミニバンの購入を考えている人は是非一度試乗してみることをおすすめします。最終的に自分の基準で決めるのが一番ですが、比較する意味でも人気車種は一度見ておくと何かと役立つはずです。

ホンダ・ステップワゴン

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座面のSバネを長くして沈み込みを確保。さらに前が高くなるように傾斜がつけて快適性の向上を図っています。

とはいえ、一般的な口コミ評価はそれほど高くありません・・・。床下格納タイプなのである程度やむを得ないところでしょうか。

シートは左右6:4の分割のため、3人で乗るときに中央の人はお尻がちょっとかわいそうなことになりがち。

わくわくゲートのおかげで2列目が塞がっていても後ろから乗り降り出来るのは他にはない魅力。ドライブの快適性を取るか、使い勝手を取るか。よく検討する必要があります。

日産・セレナ

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Mクラスミニバン人気に火をつけた代表車種。

良くも悪くも標準的な作り。3列目は左右跳ね上げ式なので、シートが厚くてクッション性が高いです。3人掛けですが、中央にはヘッドレストがついていないので基本は2人。

2列目の背面に折りたたみ式のパーソナルテーブルがついているので3列目でも快適なドライブが楽しめます。普通、ドリンクホルダーはサイドにしかないのでありがたいですね。ただ、これにそこまで拘るのかという話もあります。

三菱・デリカD:5

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実はかなり評価が高い車種。リヤサスペンションがマルチリンク式のため、同クラスの中では抜群に乗り心地が良いです。そのサスペンションの張り出しが少ないので室内空間もかなり広く、シートサイズも大きくて快適。

乗ったことのない人は見向きもせず、しかし、経験者はこぞって絶賛。

2列目を下げても足元スペースには余裕があり、リクライニング&スライド機能も備わっているのでロングドライブでも快適に楽しめます。

3列目の格納方式は左右跳ね上げ。シートが暑い分、重いので女性には大変です。

トヨタ・シエンタ

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2015年にモデルチェンジしてから非常に人気がある車種です。ボディサイズはSクラスなので3列目はどうしても窮屈になります。足元のスペースは最小限のため、「くつろぐ」という感じはありません。

着座姿勢が快適になるように工夫がされており、座面が後傾して床とおしりの位置関係がちょうど良くて快適。

使い勝手は良好。3列目の格納は2列目の下に潜り込むようになっているので、荷室は高さをフルに活かせます。

まとめ

3列目をどう使うのかしっかりイメージしてから購入する車を決めるといいと思います。

普段は4人乗りで使い勝手に拘るのなら、床下格納が一番。しかし、跳ね上げ式でもそれほど不便を感じることはないはず。

乗り心地に関してはやはりLLクラスが一番なのは間違いありません。Lクラスのオデッセイやエスティマも多くの人がその快適さに満足するでしょう。

Mクラスは人気はトヨタのノア/ヴォクシーですが、デリカやセレナの方が3列目の質感は上です。

いくら写真を見ても実際の乗り心地はわからないものですから、実際に試乗することをおすすめします。

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