車は自分の相棒、家族のようなものですから、好きな色に乗りたいですよね。でも、中古車で人気の色というのは既に決まっており、動かし難いのもまた事実。
ご存知の方も多いかもしれませんが、高く売れる車の色は、白、黒、シルバー、パールホワイトです。
要は、定番の当たり障りのない無難な色ということ。
もちろん例外もあって、スポーツカーや若者に人気の車種や、メーカー限定色などは事情が違います。買いたい人が多ければ当然値段も高くなります。
中古車の、というか世の中のモノの値段は、需要と供給で成り立っていますから、人気があるかどうかは大切な要素です。全てと言ってもいいかもしれません。
人気の車種はたとえ中古であってもみんな欲しいですし、むしろ中古を狙っている人も多いですからね。
逆に人気がない色は?
オレンジやピンク、明るい黄色なんかは人気がありません。女性にとっては可愛くていいかもしれませんが、男性で積極的に買おうとする人はいません。
街中で走っている車の色を見れば一目瞭然ですね。東京のお洒落な街、六本木とか目黒、代官山ならまだしも、地方都市、あるいはもっと田舎の町に行ってピンクの車が走っていたらゾッとしませんか?
一発で顔を覚えられてしまい、アダ名がつくこと間違いなしです。それをどう思うかは人それぞれですけど。
ただ、人気がない色だからといってマイナス査定になる訳ではありません。人気のある色だとプラスになる、くらいの認識で良いでしょう。
売る時のことも考えて買う
買う前から売る時のことを考えるのもおかしな話かもしれませんが、例えば、あなたが近い将来必要にかられて車を買う予定があるけど、それほど拘りがないのであれば、無難な色を選んでおくというのもひとつの作戦です。そうすれば手放す時もそれなりの値段で買い取って貰えますからね。
ちなみに、白、黒、シルバーに続いて人気の色は、グレー、ブルー、レッドです。まあ想像の域を出ませんよね。レッドは日本ではそんなに好まれませんが、海外では人気です。フェラーリの赤ですしね。昔は軽自動車なんかにも多かった気がするんですが、最近は確かにあまり見ないような気がします。
更に加えて、金銭的に余裕があるならば、新車かそれに近い中古で、息の長い人気がある車を買っておく方が良いでしょう。そんなに乗らないからといってボロボロの中古車を買った場合、買取が1万円にも満たないかもしれませんが、人気車種であればかなり良い値段がつくからです。
まとめ
今まさに車を売ろうとしている人は、今さら塗り替えることも出来ませんからあれですが、これから車を買う予定の人の参考になれば幸いです。
逆にオークションなどの個人売買であれば、希少な色は欲しい人が1人でもいれば良い値段がつくかもしれません。