2011年にフルモデルチェンジしたインプレッサですが、この4代目から5ドアHBモデルは「スポーツ」と名乗るようになりました。
インプレッサスポーツが先代から大きく変化したのはパワートレーン系で、新世代BOXERエンジンと呼ばれる1.6lエンジンに加えてチェーンタイプCVTのリニアトロニックが採用されたことで、走りの質感を損なうことなく省燃費性は20%向上しています。
リニアトロニックはこれまでレガシィなどの上位モデルに採用されていたもので、大きく走りを進化させました。
3ナンバーサイズの5ドアハッチバックで内外装は上質に仕上げられています。今ではスバルの看板装備と言える進化した安全装置のアイサイトを割安に装備できるのもメリット。
走行安定性と乗り心地に優れ、長距離運転の疲れにくい。その上質な運転感覚は非常に評価が高いです。
インプレッサ スポーツのおすすめグレード
インプレッサスポーツのおすすめグレードは2.0iアイサイトです。
アイサイトを装着出来るグレードから選ぶのが基本です。じゃなきゃ勿体無い。理想は2000ccでかつ4WDですが、妥協するなら馬力。1600ccでも不満はないという口コミは多いですし、雪が降る地域では4WDは外せないので予算と相談しつつ。
FF車も設定されていますが、アイサイトが選べるのは1600cc、2000cc共に4WDモデルだけです。
2.0iアイサイトのスペック
項目 | 値 |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 4420×1755×1490 |
ホイールベース(mm) | 2645 |
トレッド(フロント/リヤ・mm) | 1510/1515 |
最低地上高(mm) | 130 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 2005×1490×1205 |
車両重量(kg) | 1490 |
最小回転半径(m) | 5.6 |
JC08モード燃料消費率(km/l) | 20.4 |
総排気量(cc) | 1995 |
種類 | 水平対向4気筒DOHC |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
燃料タンク容量(l) | 52 |
最高出力(ネット) | 110kW(150PS)/6000r.p.m |
最高トルク(ネット) | 196N・m(20.0kgf・m)/4200r.p.m |
モーター出力 | 10kW(13.6PS) |
モータートルク | 65N・m(6.6kgf・m) |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | CVT |
価格 | 250万円 |
乗車定員 | 5人乗り |
ドアの枚数 | 5ドア |
ナンバーの種類 | 3ナンバー |
エコカー減税 | 取得税80%、重量税75% |
インプレッサスポーツの魅力
アイサイト装着
アイサイトには先行車との距離を自動調節するクルーズコントロールが備わっており、先行車のブレーキランプも認識します。予防安全効果最高ランクの技術が堪能できます。
内装の仕上げが豪華
インパネはオーソドックスですが、全体的な内装の仕上げは上質で座り心地も抜群。Lサイズ並の質感です。
パワフルな走り
2000ccのエンジンと4WDのシステムで動力性、走行安定性は抜群。4輪独立懸架で乗り心地は快適。
後悔するかも?注意点
ちょっと地味かも・・・
「スポーツ」と名乗っていはいますが、やや地味な外観でスポーティ感があんまりないです。いや、トラディショナルデザインが渋い、と言った方が良いかもしれません。好みの問題ですね。
アイサイトはグレードが限定される
2WDモデルのFFや1600ccエンジンではアイサイトを装備できません。やはりアイサイトは外せないと思うので予算の関係でグレード選びに迷ってしまう人は困りますね。
新車を買う時の値引き目標
11~29万円
値引きは拡大中。アクセラ、オーリスと競合させる。他にはシャトル、フィールダーなど。
スバルのディーラーは車両本体の値引きを抑えて、付属品の割引や無料サービスで対応してくる傾向にあります。
数年後の下取は?
際立って有利という訳ではありませんが、アイサイトver3などセールスポイントは多いので高額査定が期待出来ます。
インプレッサは固定のファンがいるので、きちんと売る場所を選べば高値が期待出来ます。