車を売る方法は、
- ディーラーの下取り
- 買取専門店の買取り
- 中古車販売店の買取り
- 個人売買
などがあります。
どんな方法であっても、高く売るためのポイントは基本的に同じです。
査定士との交渉や、複数の業者に査定を依頼することはもちろんですが、この記事では車自体の価値を上げるためのポイントを紹介します。
中古車を高く売るタメのコツ
査定士がチェックする項目には、スペック、外装、内装、エンジンルームなどがありますが、こればっかりは売る段階にくるともはやどうにもなりません。
→買取時の査定チェックポイント
それはさておき、自分でどうにかなる部分は頑張っておきましょう、という話です。
- 洗車、車内の清掃
- タバコ、ペットの臭いの消臭
- ボディのキズや凹みは直さない
- 査定前に修理はしない
- 事故歴や修復歴を隠さない
- 車検は通さない
- 保証書・整備記録簿を準備する
- 純正部品を準備する
洗車、車内の清掃
洗車はした方が良いとかしない方が良いとか色々言われていますが、実際問題、洗車をしたから査定額が上がるということはありません。
ただ綺麗な方が業者は細かいキズの確認をしやすいので、彼らにとっては都合が良いでしょう。また、「大事に乗っている」というアピールにもなります。
変に隠そうとすると、向こうも返って必死にアラ探しをするかもしれませんから、余裕があれば洗車しておくと良いでしょう。
車内の清掃に関しても同じで、結局は販売店で売りに出す前にクリーニングするんですけど、あまりにも汚いままでは印象が良くありませんよね。普段から綺麗にしておくクセをつけましょう。賃貸マンションと同じです。
タバコ、ペットの臭いの消臭
タバコやペットに臭いが残っているとマイナス査定になります。消臭剤やスプレーでもなかなか取れませんから、普段から禁煙、ペットは連れ込まないのが理想です。
手遅れの場合でも、極力対処はしましょう。
かといって、専門のクリーニング業者に依頼するとそれはそれで高くつくのでやめましょう。
ボディのキズや凹みは直さない
ボディの細かいキズや凹みは修理に出すと結構な値段になります。キズを直したからといって査定額の上昇幅を考えるとあまり意味はありません。
自分で塗料を買ってきてキズを隠すにしても、中途半端なことをすると逆にマイナスです。
余計なことはせず、ありのままを見てもらう方が良いでしょう。
事故歴や修復歴を隠さない
あとからバレるとめんどくさいことになります。隠しても無駄なのでありのままを査定してもらいましょう。
車検は通さない
これも費用対効果がいまいちなので、無理して車検を通す必要はありません。車検の有効期間が長いからといって査定が大きく変わることはないです。
保証書・整備記録簿を準備する
保証書、整備記録簿は必ず用意しておきましょう。きちんと手入れして乗っていた証明になります。
純正部品も、取り外していたとしてもきちんと渡せるようにしておきましょう。中古車は色んな人を対象に売られるものですから、普通の状態であることが求められます。非純正品を充実させるよりも、元々あったものがきちんとした状態で残っていることの方が大切です。
まとめ
ありのままを、包み隠さずきちんと査定士してもらう状況を整えることが先決です。
直前になって無理をして綺麗にしようとする必要はありません。それよりも、普段から綺麗に乗ること、もともとあったものをきちんと保存しておくことのほうが大切です。