査定士の方がチェックする項目を大別すると、
- 外装
- 内装
- エンジンルーム
- シャーシ(車台)
- スペック
の5つになります。
車の査定を受ける前に、どんなところがチェックされるのかを把握して、自分で点検しておくことで、査定額のアップも可能になってきます。
外装(ボディ)のチェック項目
ボディ
汚れ、凹みやキズをチェックされます。
・鍵穴、ドアノブ周辺部、天井部も対象です。
ランプ類(ヘッドライトやテールランプなど)
割れ、折れ、黄ばみなどをチェックされます。
ドア、ガラス
汚れやキズの他に、可動部の具合をチェックされます。
他にはアンテナや、サンルーフ、エアロパーツなども当然チェックされます。
内装のチェック項目
内装全般の汚れのチェックされます。
シート、フロアマット、トランクルーム
食べ物や飲み物をこぼしたシミはありませんか?土や砂まみれではさすがに印象は良くありません。
喫煙の有無
喫煙車と禁煙車のどちらが高く売れるかと言えば当然禁煙車です。喫煙車はどうしても臭いが残ったり、目に見えない範囲でもヤニがこびりついてしまします。
タバコを吸っていた人は、せめてファブリーズなどで消臭しておきましょう。
ハンドルやメーター、AV機器
きちんと動作するか確認しておきましょう。
確認して動かなかったら今度は修理するかどうかで迷ってしまうんですけど。
その他付属装備品
スペアタイヤやジャッキなどの工具、発煙筒など。
基本的に、最初にあったものは全て揃っていないと査定に響きます。
エンジンルーム
エンジンの状態
実際にエンジンをかけてチェックされます。エンジン音から異常がないかある程度わかります。
異音がしなければ特に問題ありません。問題ないというか、普通の人はどうしようもないですよね。日頃のメンテナンス、定期点検に出しておくことが大切です。
エンジンオイル
マメに交換していますか?オイル漏れなどがないか事前にチェックしておきましょう。
あまりにも汚ない状態だと、普段から大事に乗っていないんじゃないかと思われてしまいます。
バッテリーの状態
あまりにも古いと交換しなければいけません。
修復歴の有無
フレームをチェックされます。
その他、改造パーツの有無や車体番号をチェックされます。
シャーシ周り
修復歴の有無(フレームをチェックされます)。
タイヤやホイール
歪みがないか、減りすぎていないか。買取査定ではなく普段からチェックするクセをつけましょうね。
裏側(腹側)
各部のヘコミやキズ、錆や汚れなどの状態チェックされます。オイルの漏れなども。
スペック
まずはじめに書類を見て、ここから査定を始める人も多いです。
- 車種
- 年式
- グレード
- 走行距離
- 車検証
- 整備記録簿
ここでおおよその金額は決まってしまいます。ディーラーの下取りは車種と年式、走行距離だけしか見ないところもあるくらいです。
自分ではどうにも出来ませんけど・・・正確に診断してもらいトラブルを防ぐためにも整備記録簿は大切です。
まとめ
大事なのは正確に査定してもらうことです。ごまかそうとしても無駄です。
マイナスポイントを隠そうとすると「他にもなんかあるんじゃないの?」なんつって査定士さんの職人魂に火をつけることになりかねません。
車内外の掃除など、自分で対処できるところは対処しておきましょう。難しいのは破損したり塗装が剥げた部分などを修理をするかどうかですが、大抵の場合修理費の方が高くつくのでよく考えてから行動してください。