車を安く買うには値引交渉は避けては通れません。黙っていたら、そのまま値段で買わされてしまいます。当たり前ですね。だから、あの手この手を使って値段を下げる交渉をしなければいけない。
でも、交渉なんて苦手と思っている人は多いのではないでしょうか。相手もプロですし、こちらの思うように進めるのは難しいですよね。
この記事では、誰でも簡単にできる値引き交渉術を3つ紹介します。
交渉といっても、口がうまくなければ出来ないことばかりではありません。やるべきことをしっかり抑えて1つずつ取り組めば、必ずうまくいきます。参考にしてみて下さい。
①自分が欲しい車の競合車を設定する
車を値引きする上で基本中の基本。超鉄板の方法がこれです。色んなところで紹介されているので聞いたことがある人も多いかもしれません。
ライバル車との競合させることで値引きする。
例えば、あなたが今狙っているのがステップワゴン(ホンダ)なら、競合車はヴォクシー(トヨタ)、セレナ(ニッサン)。
あなたがホンダの営業マンに対して「ヴォクシー(トヨタ)も気になってるんですよね」と言えば・・・
コンパクトカーのヴィッツ(トヨタ)の場合は、フィット(ホンダ)、ノート(ニッサン)、デミオ(マツダ)あたり。
ライバルメーカーだけでなく、同じトヨタのアクアを入れるのもありです。
自分が欲しい車を調べていると当然似たような車種の情報も目に入ってきますよね。そこを上手に使って値引きをしてもらうのです。
上辺だけの競合、つまり口だけでライバル車を挙げても説得力に欠けて見透かされてしまいます。実際に試乗したり見積もりをとって貰い、あっちはこうなんだけど・・・と証拠を見せられれば効果テキメンです。
余程口の上手さに自信がある方でなければ実際に行動しないと本気の言葉は出てきません。「本気で迷っているんだ」ということを伝えるためにも、足を使って行動しましょう。
②経営資本の異なるディーラー同士で競わせる
よく雑誌等に載っていますが、経営資本の異なるディーラー同士で競わせるのも有効な作戦です。
車の販売店は、基本的に都道府県単位で経営資本が異なっています。県境など、複数の販売店に足を運べる場所に住んでいる方は積極的に活用すべき手法です。
経営資本の異なるディーラーを探す方法
メーカーの公式サイトでは、販売店を検索することができます。
たとえば、トヨタの場合、トヨペットのところには、
「トヨペット◯◯△△店」
と書かれていますね。
この◯◯。ここが違えば経営資本が違うということになります。
東京の場合、トヨタ店、トヨペット店は1つずつですが、カローラ店とネッツ店はそれぞれ別の経営資本の販売店が存在します。
カローラ店は、トヨタ東京カローラとトヨタ西東京カローラの2つ。
ネッツ店は、ネッツトヨタ東都、ネッツトヨタ東京、ネッツトヨタ多摩の3つ。
こうして経営資本が分かれている店を競合させれることで値引き拡大を狙います。
③この場でサインするんだけどなあ!作戦
何回かディーラーに足を運んで情報収集をしたり、営業マンと話をしたりしていると大体の値引き額のラインが見えてくるものです。これはやってみればわかると思います。やらないとわからない。
相場が見えてきたら合計金額がいくらなら契約する!というラインを決めておきましょう。
で、そろそろ頃合いかな!?という時に、
「○○円値引きしてくれたらこの場でサインします」
とズバッと言いましょう!
やったことがないと感覚がわからないものですが、意外と使える作戦です。向こうも買って欲しい訳ですからそれなりの対応になります。
その場で上司が出てきて、言った値段で決まることも多いんです。
言うだけなら無料です。あまりにも素っ頓狂な値段だとあれですから、やはり値引きのラインがはっきりと確信出来ている状態で使うのが良いでしょう。
もしダメだったら契約しなくても良いんです。更に粘るのもあり。あるいは、オプションなどのサービスを要求して折り合いをつけることも考えられます。
④最終奥義・愛車を高く売る
車を安く買うには、値引き交渉以上に大切なことがあります。
それは今乗っている愛車を高く売ることです。
既に車を持っていて、買い替える人しか使えませんが、まあだいたいみなさんこのパターンですよね。
そして、買い替える人のほとんどが今乗っている車を下取りに出します。そこで値段を調整して新たに買う車の価格を交渉する。
しかし、ディーラーの下取りは損をする可能性が極めて高いです。
じゃあどうすれば??
買取業者をうまく使う
今は、ディーラーへの下取りよりも、買取業者に買い取って貰ったほうが断然高値がつきやすく、新車購入の費用と合わせても遥かにお得なんです。
愛車を少しでも高く売るコツは、
複数の業者へ見積もりを依頼することです。
複数というのがポイント。これだけで10~20万違うことはザラです。
なぜそんなに買取価格に差が出るの?
なぜ、買取業者の方が高くなるのか。更に複数の業者へ見積もりを出す必要があるのでしょうか??
理由は単純。最近の買取業者は自社で中古車販売をしているところも多くなっており、人気の車種を必死に探しているからです。
人気車種で在庫がなければ、他社よりも高く買い取ろうとします。また、買取業者はメーカーのディーラーよりも販売経路を豊富に持っています。
オークションや海外への転売など、引き取った車を高く売る手段をたくさん持っているので、人気のある車であればなんとかして仕入れようと日頃からアンテナを張っているんです。
ですから、最低でも5社以上に査定をしてもらうこと大切になります。なぜなら、あなたの愛車に高い価値を見出してくれる業者がどこに潜んでいるかわからないからです。
かといって、1日に何件も店へ足を運ぶのは大変ですよね??
インターネットを使った一括査定なら、無料だしたった1分の入力で複数の業者に見積依頼ができるのでとっても便利です。
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「値引き」と「下取り」の真実
営業マンとの交渉の末、当初思い描いていたよりも大幅に値引きをしてもらえた。
あなたは値引交渉に成功したと思っているかもしれませんが、実は下取り価格で調整されているだけかもしれません。
車体価格が250万円だとしましょう。
値引きが20万円。下取りが20万なら計40万円の値引きで支払いは210万円です。
ところが、買取業者へ35万円で引き取って貰えれば、値引きが15万円でも合計は45万円で支払いは200万円になります。
これはいわゆる値引き充当と言われるもので、値引きを多くしてお客さんを喜ばせておいて下取り価格をごまかすという方法です。
「値引きは頑張りました!でも、下取りの方はこの車は年式も古いですし、走行距離も長いのでこれくらいが限界です・・・」なんて言われると、つい納得してしまいますよね?
購入した方は「いやあ、頑張ってもらえたなあ。お得に買えてよかったよかった。下取りはまあしょうがない。」と思っていても、実はそれは営業マンの思う壺。
なんか悔しいですよね・・・。
だから、なによりも先に、まずは愛車の適正価格を知っておくことが大切です。
もしかしたら思わぬ高値がつくかもしれません。ここで手間を惜しむと結果的に支払いの合計額が多くなってしまいます。
難しい交渉よりも、まずは今乗っている車を少しでも高く売ることです。
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多走行車でも、古くても、売れる場所はたくさんある!
自分の車に大した価値はないと思っている人は多いです。
「10年以上乗っているし・・・10万キロ走ったから・・・。廃車でも仕方ないか」
なんて考えていませんか??
どんな車でも一度は査定に出してみて下さい。
たとえボロボロの多走行車であっても数十万の値段がつくこともあります。国内では需要がなくても海外では引く手あまただったりします。
不動車であっても数万円で買い取ってくれるところもたくさんあります。
査定したからといって絶対に売らなければいけないわけではありません。
まずはあなたの愛車がどのくらいの価値があるのか知っておくと良いでしょう。
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