ハイブリッド車は燃費が優れているのはもちろん、未来感のあるデザインも相まって人気のジャンルです。
登場以来、毎年売上ナンバーワン君臨しているのはプリウスですし、伝統的な人気車種も続々とハイブリッドモデルが発売されるようになりました。
ハイブリッド車のメリット
燃費が良い
ハイブリッドはノーマルエンジンに比べて1.3~2倍の燃費性能があります。
減速時にモーターが発電して電気を駆動用電池に蓄えることで燃料の消費を抑えてくれるため、エンジンを使わずにモーターだけで走ることも出来ます。燃費が良いということはエコカー減税でも有利になります。
運転がしやすい
モーターはガソリンやディーゼルエンジンに比べて駆動力が素早いため、運転がしやすいという特徴があります。サッとスタートしてくれるので快適ですよ。
とても静か
ご存知でしょうけども、とても静かです。逆にあまりにも静かなので歩行者が多いところを走る時は注意が必要です。後ろから近づく場合、誰も気づいてくれず、なかなか避けてもらえないということも・・・
ハイブリッド車のデメリット
価格が高い
モーター、駆動用電池、制御機能といった、ノーマルエンジン車にはない装備が必要になるのでどうしても価格は高くなり、車両重量も重くなります。
いくら燃費が良いと言っても、本体価格を考えた場合、どれくらいで元を取れるのかという問題もあったりなかったり・・・。
ちょっと違和感を感じる人も
アクセルを放して減速状態に入るとモーターを使って発電をするんですが、そこでさらにブレーキを踏んだ時に違和感があります。一瞬、ブレーキが利いていないように感じるんです(個人差もある)。
長年ノーマルエンジンを運転していた人は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
ちょっと狭くなる
駆動用電池や制御機能なんかは、車両後部に搭載されている車種が多いです。そのため後ろの座席や荷物を置くスペースが狭くなりがち。アウトドアが趣味の人は、事前にサイズを確認しておきましょう。
大排気量車は意外と燃費が悪い?
V6型気筒の3500cc~の大排気量エンジンを搭載したモデルは燃料代の節約度合いも低くなります。
例えば、レクサスLS600hの燃費は、2500ccクラスのノーマルエンジン車と同じくらいです。
またハイブリッドの燃費技術は進化し続けているので、古い設計のモデルは不利になります。トヨタのレクサスHS250hやSAIの2400ccは古いので、一応認識しておいてください。