近年は中古車を売る時は一括査定を使うのが常識になってきていますが、普通の人は車を売るというのは人生で数えるほどしかありませんから経験がない人も多いと思います。
今でも「なんとなく楽そうだ」といって下取りを利用している方も多いです。インターネットを使った一括査定は無料とはいえ、なんだかめんどくさそうですからね。無理もありません。
でも、一度やってみると案外簡単であっけないものだとわかります。何事も経験なのでこれを機にやってみてはいかがでしょうか。
この記事では一括査定を使って車を売るときの流れを紹介します。
一括査定の流れ
- 無料一括査定に申し込む
- 各業者の査定額を確認
- 出張査定を以来。日時を決める
- 必要書類を揃えて契約
無料一括査定に申し込む
まずは無料一括査定に申し込みます。
「かんたん査定ガイド」が入力項目も少なくて手っ取り早いのでおすすめです。普通の一括査定は愛車の情報を細かく入力しなければいけないのですが、このサイトはわずか4項目。あとは住所など自分の情報です。
走行距離は運転席のスピードメーターの下に(左にODOと書かれた状態になっていることを確認して下さい)、年式は車検証の一番上の欄の左から3番目、「初度登録年月」に書いてあります。
この情報を入力するだけで終わり。一瞬で概算の査定額がわかります。すごいですね。
>>>かんたん査定ガイド
各業者の査定額を確認
一括査定に申し込むと、すぐに電話やメールで業者から連絡がきます。
ここで高い見積もりを出してくれる業者をピックアップして、次のステップである出張査定に来てもらう業者を絞り込みます。
この電話の嵐を恐れている人も多いのですが、逆に急いでいるときはすぐ対応してれるからありがたいとも言えます。電話やメールの対応が出来ないと事が進みませんから、時間にゆとりがあるときに申し込むのがベストですね。
また、勧誘の電話がしつこいのではないかという心配をされる方もいるかも知れませんが、「売るのをやめました」と言えばそれでピシャリと終わりです。
最近はどの会社も、消費者センターからのクレーム等に敏感になってきているので深追いはしてきません。
一括査定サイトを運営している会社は上場企業のため、消費者に評判が悪い広まった場合のダメージが大きいです。ですから、登録している買取専門店の質も吟味しており、悪質な業者は皆無と言って良いです。
よほど運が悪い場合、しつこい営業マンに当ってしまうこともあるかもしれませんが^^;
確率はそれほど高くないのであまり心配しなくても大丈夫です。
出張査定の日時を決める
業者をピックアップしたら出張査定に来てもらう日時を決めます。
電話やメールで送られてくる金額はあくまでも概算ですので、実際に車を見て正式な買取価格の見積もりを出してもらうことになります。
査定は特に理由がない限り1日にまとめてやって貰ったほうが効率が良いです。休日などまとまった時間がとれる日にしましょう。
通常は時間をずらして1社ずつ査定してもらいます。ここでは下手に交渉しないほうが良いです。相手はプロなので言いくるめられてしまいます。出来れば家族や友人などと一緒に立ち会うといいでしょう。こちらの人数が多いほうが落ち着きます。
査定士に「いくらなら売っていただけますか?」的なことを聞かれても、「全ての査定が終わってから検討して連絡します」と言っておけば大丈夫です。
裏ワザ、というほどでもありませんが、同時に複数の業者に来てもらい競わせるのもあり。入札型式にしてその場で一番高い価格を出してくれた業者に売るやり方です。
必要書類を揃えて契約
全ての業者の査定が終わったら契約です。
あなたが余程のひねくれ者でなければ一番高い額を出してくれた業者に売ることになるでしょう。おめでとうございいます。
最後の大事な仕事は必要な書類を揃えることです。普通自動車と軽自動車では少し違いがあります。
普通自動車
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書(本年度分)
・印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内)※
・実印
軽自動車
・自賠責保険証明書
・軽自動車納税証明書
・印鑑(認印可)
軽自動車の方が書類は少なくて楽です。譲渡証明書や委任状など買取店が用意してくれるものあります。説明があるでしょうし、それほど難しいことはないので安心して下さい。
もし万が一紛失してしまっていても再発行が可能です。
※詳細はこちら>>>車を売るときに必要な書類
まとめ
以上が一括査定を使って車を売る流れになります。
やってみると意外とあっけないものです。慣れると結構楽しいですよ。この一括査定をするかしないかで数万、ときには数十万円も差がつくのですからやらない手はありません。
ちなみに、出張査定をしてもらったからといって必ず売らなければいけない訳ではありません。金額に納得いかなければ丁重にお断りしましょう。
もし、馴染みのディーラーに下取りしてもらう場合でも、買取店に見積もりを出して貰えれば、その金額を言って交渉することも出来るので、車を買い換えるときはまず査定に出してみることをおすすめします。
>>>かんたん査定ガイド